「不動産の表示に関する専門家です」
不動産の登記簿（登記情報）を見た事がありますか？
不動産の登記簿は「表題部」と「権利部」に分かれているのです。
私たちが土地家屋調査士が取り扱うのは、「表題部」です。
表題部とは、物理的現況を表す部分になるのですが、例えば
建物でいえば、「どこに、どんな種類で、広さはこれだけで、構造は、屋根は・・」
この部分を登記するのが「土地家屋調査士」です。
土地でいえば、「どこに、どんな利用目的で、面積はこれだけで、形は・・」
この部分を登記するのが「土地家屋調査士」です。
これらを記録する部分を《表題部》といいます。
ちなみに、土地や建物を「誰が所有して」や「誰の抵当権がついて」や「誰に貸して」等
権利の部分を登記するのが司法書士です。
これらを記録する部分を《権利部》といいます。
大切な財産の権利を明確化するには、どちらも大切だと言えるでしょう。
また、土地家屋調査士は測量をする人でもあります。（測量士とはちょっと違います）
あなたの大切な不動産を守るための「境界確定測量」では、
測量技術だけでなく、各種資料の調査と専門的な知識が必要になるので、
「土地家屋調査士」の出番と言えます。